個人レッスンの録音をオーケーにしました!以前は、私達のボイストレーニング知識やヒントなどが外部に流出する可能性を懸念し、録音はご遠慮頂いておりましたが、生徒さんが復習材料として有効利用できるよう録音オーケーとなりました。

録音するメリットは大きい

講師との対話の中で大きなヒントをつかんだ瞬間や、突然すごい良い声が出てしまった瞬間があった時、その時の状況を後からもう一度音声で確認できるという事は、生徒さんにとって非常に大きな助けになります。

実際に「録音を聞き返しながら復習するようにしたら飛躍的に伸びた」という報告をたくさん頂きますので、今では逆になるべく録音するように私達の方からお勧めしております。

上級レベルの声がいつでも

「あ〜思い出せない!さっきは一瞬すごい声が出たのに」という悔しい思いをする事はよくあるものです。

ご安心下さい。一度はご自分の身体から出た声です。レッスンの録音を聴きながらもう一度ゆっくり確認したり、ウォームアップを続けているうちに、またすぐ出せるようになります。そして、その調子で練習を続けていけば基礎の力が付いて、その声はもっと高い確率で、もっと少ないウォームアップから出せるようになります。

【復習のコツ】

・まず、録音されたレッスンと並行するように呼吸法からウォームアップして行きます。

・そのまま同じメニューで続けて行きます。

・上手く出せなかった声、上手く行かなかった練習も取りあえずレッスンの時と同じに練習をして最後まで行きます。

・時間があれば、もう一度上手く行かなかった練習に戻り、今度は何度か繰り返し練習します。そこはあなたが最も苦手な部分である可能性が高いので、もしかすると練習していても「上手くいってるのか失敗しているのかよく解らない」状態かも知れません。弱点だから伸ばしたい。でも弱点だから解りにくい。これが迷うところですね。

上手く行かなかった練習を講師がサッと取りやめ、すぐに別の練習を提示した場合は、先に提示した練習はその時点ではあまり機能しなかった可能性が高いです。後から提示した練習を優先的に練習して下さい。

レッスン中でも、なるべく生徒さんが確信を持って練習できるよう、キーや音階なども考え抜いて厳選していますが、ご自分で「これはあまりにも難しい。つかみ所がない」と感じましたら、その場で「これは復習しても良いですか?」と講師にご確認下さい。

録音は個人レッスンに限らせていただきます。録音された記録物は、生徒さん自身の個人的な復習と研究のためにご利用下さい。音声記録やレッスンの内容を使用した商用化は厳禁します。